DAWとかVSTとか

なんかもう今年はフライング気味に早くセールを始める大手・中小のベンダが入り乱れて、わけが分からない状態から始まりました。

終わってみれば、それなりにお得なセールがいろいろありました。が、なんとなく物足りない感が残ってしまう2016年のブラックフライデー・サイバーマンデーではありました。セールの様子はこちらにまとめています

その中から、面白かったセールをいくつか紹介してみます。

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iZotopeから新しく出たNeutronというプラグインが巷で話題になっています。各トラックにさして使う、とされている総合エフェクタです。
同社のOzoneよりはAlloyに近い、どちらかというとチャンネルストリップのようなもので、ダイナミックEQ付きのEQセクション、マルチバンドコンプセクション、エキサイター、トランジェントシェイパーで構成されています。さらにOutputの部分には、Neutrino相当の機能と、リミッターが入っています。
Neutron.jpg

今までにあちこちでさんざん語られているので、詳細についてはもう省略してしまいますが、中でも特筆すべきはこの2つの機能かと。

  • トラックアシスタント
  • マスキングメーター

トラックアシスタント

多分一番の売りはここでしょう。トラックのサウンドを解析して、サウンドに応じた設定を作ってくれます。いわば、そのトラックにカスタマイズされたプリセットとでも呼べるでしょうか。

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近頃特に充実してきた、ソロチェロライブラリに関する極私的覚書。
どうしちゃったの、この充実ぶり。お金さえあれば全部買ってしまうんだが、そうも行かないのであれやこれや調べて研究する今日この頃であります。
完全に自分の好みに基づいてざっくばらんに書いているのであまり参考にはなりません。

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Cubase 8.0系列の新しいアップデート、8.0.40がリリースされました。おそらく8.0の最後のリリースになるであろうこのバージョンを、早速ダウンロードして使ってみました。

最近のCubaseでは、以前きちんと動いていたものが動かなくなるリグレッションが目立っていたのですが、このバージョンではどこまで治っているでしょうか。

描画

8.0.20あたりからのリグレッションだったような気がしますが、とにかく最近のリグレッションで、画面の描画が極端に遅く、ユーザの入力に追いつかなくなることが頻発していました。MIDIノートのリサイズなど、10年以上前の古いPCでも見ないようなラグ。正直、リリースできるレベルではないというか。
他にも、キーエディタで、フリーテンポで入力したMIDIノートを、小節線にあわせることができるタイムワープという機能が事実上使い物にならない。2つ3つテンポの線を処理すると、10秒20秒Cubaseがフリーズします。

このバグの顕在化はグラフィックカードにもよるというですが、もっとも普及しているIntel CPUの内蔵ビデオでのリプロ率はかなり高いようです。

で、8.0.40のバグフィックス項目に、グラフィックのグリッチ改善というのがありまして、期待していました。アップデートを適用する前に念のためにベアメタル・フルバックアップを取りましたが、その終了をじりじりとわくわくとw待ちながら。

アップデートの適用は、ものの2,3分であっという間に終わります。

早速立ち上げて、タイムワープツールを試してみました。一言で言うと、かなり良くなりました。

当たり前といえば実に当たり前のことなんですが、リサイズやタイムワープの描画がスムーズに行われるようになりました。これならば使える!

良かった良かった。

他のフィックスも随時チェックしていきます。

Cubaseにあったらいいな、と思うものをランダムに。
以前はできたのにできなくなったものも含めて。

  1. マウスのホバーで出すUIを全廃するオプションをぜひ。
    これ、うっとうしくてしかたない。自分だけじゃなくて、Webをサーチすると少なからずの人がうっとうしいと思っている様子。
    ここ数年以内に雇われたUIデザイナーの押しかもしれないけれど、マウスのホバーで表示が変わったり挙動が変わったりするものが増えてきて、どんどん使いにくくなってきている。
    8.5で、ウィンドウの端にカーソルを合わせるとポップアップするものなど、その極致。UIデザイナーも何か仕事をしている証がないと食っていけないのだろうから(そして彼らが実際にプロダクトを本気で使うことは皆無なのだろう) 百歩譲ってそれはよしとして、実際に使う人が困っているのだから、こういう改悪を無効にするオプションは用意してもらいたい。
  2. キーボードからメニューバーにアクセスできなくなった。困っている。
    Cubase 8.0からの改悪。以前できていたことができなくなると、一連の流れる作業で、うっと詰まってしまうのだ。
    仮に、デフォルトでキーボードメニューが使えなくなったことを百歩譲って認めるにせよ、代替手段は用意して欲しい。メニューバーそれぞれの項目を開くためのコマンドを用意してくれるだけでいいから。キーボード設定は自分でやります。もしかして、プログラマーや、ユーザーインタフェースのプロであるはずのUIデザイナーが、これらのキーボードを使うユーザインタフェースを知らないんじゃないの?と意地悪い見方をしたくなるほど、最近のこの分野のリグレッションは目に余るものがある。
  3. プロジェクトビューでのトラック名に余計なものをつけないでほしい。
    マウスホバーでテキストフィールドが妙な感じに浮き上がり (このホバーアクションも相当うざい)、クリックするとバージョン管理のメニューがポップアップする。
    そんなのはバージョン管理のコントロールが専用で別にあるんだから、そっちにあるべきではないかい?
  4. なぜか、マーカートラックにはバージョン管理がない。テンポトラックにもない。だから、IDをあわせて特定のバージョンへ全トラックを戻す、ということは完全にはできない。
    使い道はユーザに任せて、この際全ての種類のトラックにバージョン管理があるといいと思うよ。
  5. 複数トラックのフリーズ/アンフリーズ。ちまちまちまちま一トラックずつフリーズ/アンフリーズしなければならないのは何故ですか。
    選択したトラックを対象にしたフリーズ・アンフリーズコマンドを用意してくれるだけでいいから。キーボードにアサインするのは自分でやるから。
  6. 8.0あたりで微妙にフォント周りが変わって、トラック名などのフォントがちょっと大きくなった。このように、一度に表示できる情報量が微妙に減ってきた気がする。
    せめてフォントのサイズを選ばせてくれたらなぁ、と思うよ。
  7. マウスホイールのスクロールの向きと、モディファイヤをカスタマイズさせてほしい。
    普通のWindowsアプリと、ホイールをまわしたときのスクロールの向きが逆なんだよねー。ぼかきゅーを動かしてみると明白、ばかきゅーが一般のアプリと同じスクロールをするのに対し、母屋のCubaseは逆。
    百歩譲って、もうデフォルト設定は直さなくていいから、スクロールの向きを逆にするオプションをつけて欲しい。
    モディファイヤもカスタマイズしたい。というか、プロジェクトビューやキーエディタでは横スクロールをする機会のほうが圧倒的に多い自分ですが、Shiftキーを押さないとならないのがだんだん、とても面倒になる。比較的使わない縦スクロールをShiftありにして、横スクロールがデフォルトになると楽なんだけれど。
  8. リグレッションは早く直して欲しい。
    以前はできたことができなくなる、あるいは正常に動作しなくなることがあります。仕様変更ではなく単なるバグなのは明らかで、結構困るのでリグレッションは早く直して欲しいのです。たとえば、

    1. モディファイヤを変更するとまともに動かない
      Windows標準のコピー動作はCtrl+ドラッグ&ドロップなので、これにあわせてモディファイヤを変更したとします。ところが、プロジェクトビューの一部のコードでモディファイヤキーをハードコーディングしてしまったらしく、妙な動きをすることがあるのです。C7.0でのリグレッションだったか。
      いまだに直っていない。治す気配すらない。
    2. ペンカーソルでオブジェクト(パートやノートなど)のリサイズで、グラフィックの更新が異様に遅く、マウスの動きにまったく追随できない。タイムワープツールへの影響も酷く、2つ3つ小節線を直すたびに10秒20秒Cubaseがフリーズします。事実上使えない。
      ごく最近のリグレッションですね。一昔もふた昔も前の、出来の悪い”WYSIWYG”ワープロを見ているようで、イライラします。ほんと勘弁してください。
    3. ボリュームのオートメーションで、0db以下になるとき、そのトラックが無音になる。
      これも最近のリグレッションです。起きたり起きなかったりしますが、再現の条件ははっきりしていません。
      [BON 14543]でトラッキングされていますが、去年の9月にリポートがあったにもかかわらず、まだ直っていません。これ、結構深刻ですよ。次の日にプロジェクトを開きなおしたら、一部のトラックの音が出ていないかもしれないのです。

最新版のみで起きるリグレッションもあります。一つ前のバージョンに戻せばいいのかもしれませんが、それはそれで結構致命的なバグがあったりして、あちらを直してこちらでエンバグ、みたいな感じの最近のCubase。デバロッパの質が下がっている、あるいは機能についてよく知らないUIデザイナ、みたいなことでなければいいのですが。ほんとお願いしますよ。

後日追加:

レトロスペクティブ録音で、MIDIリリースが受信されなかった場合でも、できるだけ救って録音して欲しい。鍵盤のリリースより再生停止が一瞬でも早いと、演奏データが全部パーになってしまう。そのがっくり感ときたら。

 

Omnisphereは、バージョンが2にあがって機能は充実したものの、そのスピード、特に初回UIを開く際の遅さが耐え難いほどだった。いくつかパッチが公開され、劇的とも呼べる改善がなされてきたが、ここへきてパッチ 2.2.0e が公開され、これで相当フラストレーションが軽減されたように思う。

一時は、積もったフラストレーションのため、v1 に戻したほどだったのだが、これで心置きなく v2 を使いまくることができそう。

また、エフェクタの位置をドラッグ&ドロップで変更することができるようになった。今までは設定をコピペするなど非直感的な工夫で回避する必要があったが、これでまともなレベルになったと言えるだろう。

というわけで、2.2.0e、良さげですよ。

巷に流れる不穏なうわさ。どうも、この2月(2016)から、Windowsアップデートを自動で行う設定にしていると、Windows 10へのアップグレードが勝手に行われてしまう危険性が増すのだとか。これまでオプション扱いだったものが「重要」のカテゴリへ移ることにより、思いもよらずインストールされることが多くなると。これまで「重要」のカテゴリにはあったのは、見逃せないセキュリティパッチなどでしたから。

自分の場合、DAWを走らせるPCは、Windows 7 SP1でびっちり固定。ネットにもつながずに極力「小さな親切大きなお世話」的なものが入り込まないようにしています。けれども、Windows Updateが勝手にWindows 10にアップグレード、もしくはそのためのバイナリを6GB近くも問答無用でダウンロードする、などと聞くとあらかじめ予防措置をとっておきたくもなります。

Windows 10になると、大量のスパイウェアとも揶揄されるログを取られ送信され、Windows Updateのキャンセルは難しく(Homeに至っては「自動」しか選べないらしい)、ウィンドウのエッジ(ふち)の幅は0ピクセルで超使いにくく、ほんとひどいもんです。
8があまりにひどかったので、10が相対的に良さげに見えるだけじゃないですか? そんなWindows 10に勝手にアップグレードされるなんて。自分はWindows 7を使いたいから買ったのであって、Windows 10を勝手に押し付けられるなど真っ平ごめんだ。というか、そもそも勝手なことすんな。

そのWindows 7も、延長サポートより早く一部の構成のサポートをやめるなどという話になっていますし、ほんと最近ひどい。

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