DAWとかVSTとか

最近、Five minutes to a better mixというサイトを見てミックスのお勉強をさせてもらっています。即戦力になるアイディアが豊富で、大感謝!  そこに書いてあったやり方で、DAW付属のプラグインを組み合わせてダイナミック・ディレイを作ってみました。自分用のメモもかねて、どうやったか書いておきたいと思います。

ダイナミック・ディレイというのは、音が出ていないときだけ聞こえるディレイ。音が出ている間はディレイ音が小さい(あるいは聞こえない)ため、メインの音を邪魔しない。音が切れたときに、しっかりとディレイが聞こえる。そんなおいしいディレイ。ダッキング・ディレイと呼ばれることもあります。

専用のプラグインも出ているようですが、手持ちのプラグインだけでお金をかけずにできました。サイドチェインの可能なDAWなら、どれでもできるはず。要は、音の出ている間、コンプを使ってディレイ音を小さくしよう、というわけですね。

まず、FXトラックを作って、お好みのディレイプラグインをさします。ここではCubase付属のStereo Delayを使ってみました。
ダイナミックディレイをかけたいトラックのほうでは、FXトラックへSendします。この状態では、ディレイがいつも全力でかかっている状態です。ここまでは普通によくやる作業です。

さらに、ディレイプラグインの次にコンプレッサーをさします。サイドチェインのできるコンプなら何でも可。ここではCubase v6.5標準のコンプを使いました。
コンプでサイドチェインを有効にして、メインのトラックからこのサイドチェインへSendします。Sendする側でプリフェーダーにすると、フェーダーの位置によらず確実にコンプが効きます。

で、上記のサイトを参考にしつついろいろといじって、音が切れたときにディレイが聞こえるようにしました。聞こえ方優先でいじったのであまり参考にはしないほうがいいかもしれませんが一応載せておくと、とりあえずこんな設定。

Dynamic Delay 2

(圧縮が開放されかけのタイミングでスナップショットを取ってみました)

さて、実際に鳴らしてみるとこんな感じのサウンドになります。

もう一度整理すると、
メインのトラックから

Send -> FXトラック
もうひとつSend(Pre Fader) -> コンプへのサイドチェイン

FXトラックでは、

ディレイ – お好みで
コンプ – メインのトラックからサイドチェインを受け、メイントラックから音が出ている間はディレイの音を圧縮して小さくする

この方法を応用すれば、ディレイに限らずどんなエフェクタでもダイナミックにすることができますね。

この方法の短所ですが、ダイナミック・ディレイをかけたいトラックひとつにつきFXトラックをひとつずつ作らないとならないことでしょう。
シグナルのSendとサイドチェイン用のSendの両方が必要なところもちょっと面倒。

後者に関しては、Sendひとつでまかなう方法も考えられなくはないんですが、FXトラックが2つ必要になるため実用面では疑問符がつきます。FXトラックがひとつですめば、うまくプリセットにもできそうなんですが、今のところいい方法が思いつきません。

ちなみに、

ぢつは、Cubaseのディレイ、Stereo Delayなどはそれぞれサイドチェインを受けることができました。同じようにシグナルを送ることができて、コンプを使わなくてもダイナミック・ディレイができてしまうのでした。この場合、センシティビティは固定なので、センド量で調節することになるようです。
ただ、自分が試した範囲内ですが、あまりよい結果を得ることができませんでした。なぜかちょっと不自然に聞こえるんですね。ということで、自分としてはコンプに任せることとします。

いずれにせよ、お金をかけずにダイナミックディレイができたのでよしとしましょう。

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