DAWとかVSTとか

いつも文句を言うばかりでもなんですので、Cubaseの気に入っているところをランダムにあげてみます。

  • MIDIピアノロール(Cubaseでは「キーエディタ」と呼ばれます)が扱いやすいと思う。ただ、他のDAWをあまり知らないので、分かってないなぁといわれるかもしれません。他のDAWはここがすごい!というのを教えてもらえるとうれしく思います。
    こんなところがいいと思うのは、たとえば…

    • ノート間の移動がキーボードだけでできる。
      昔、VoyatraのDOS版シーケンサを使っていました。当時はほぼキーボードしか入力装置がないといっても過言ではなく、ほとんど全ての操作はキーボードで行っていました。それに慣れているせいが大いにあるでしょうが、キーボードから手を離さずに編集できるというのは大きなプラスです。もちろん、マウスを使ったほうが速い処理もあるので、どちらでもできるというのがいいですね。
      本当はタブキーでノート間の移動をしたいところですが(Voyatra流)、左右のカーソルキーで次・前のノートへ移動できます。
    • 選択した音が聞ける。クリックして音を確認するとか、カーソルキーでノートの間を動き回っているときに音が聞けるとか、あって当たり前なのかもしれないけど便利です。
      上下にノートの高さを変更するときも、音を聞きながら確認できます。

      • Ctrl+クリックで、同タイミングのノートを和音で聞ける。
    • モードを切り替えずに、ノートの挿入、移動、伸長が自由自在にできる。
      基本は、「移動」モードにしておく。Alt+左クリックで、ノートが挿入できる。超便利。
      同じように、モードを変えずにベロシティの調整もできるし、複数のノートを選択して一気に動かしたりコピペしたり。
    • ベロシティの変更手段が複数ある。
      • たぶん一番良く使うのが、ノートの上にカーソルを持っていって、Ctrl+Shift+クリック+ドラッグで相対的に変更するやり方。複数選択したノートでやれば、選択したノート全てが相対的に変わります。選択していないノートに対してやれば、そのノートだけ変わります。何気ないことですが、便利。
      • MIDI CCレーンにベロシティを出して、ささっとなぞるのも便利。
      • ノートを複数選択しておいて、MIDI CCレーンのバルク編集でベロシティを変えるのもよくやります。
      • 上に情報バーを出しておくと、選択したノートの情報を表示するだけではなく、変更もできる。数値を打ち込んでもいいし、マウスホイールで値の増減もできる。
      • まとめて一気に同じ値を設定したいときも、情報バーが使えます。ベロシティに数値を打ち込んで、Ctrl+Enterで一気に選んだノートに適用できます。これ、もしなかったら大変に面倒なことになります。
    • ノートの頭をばらけさせるのが簡単な、ナイフツールがある。
      デフォルトではノートのお尻を切り取るツールですが、Altキーを押すと、頭の部分を切り取るツールになります。ばらん、と弾いたギターやピアノの感じを出したり、が簡単。
    • オクターブ変更が簡単。Shift+上下カーソルキー。
      音源によって、オクターブの解釈が違うことがあるんで、助かります。
    • レトロスペクティブ録音ができる。これは大事!
      ご存じない方のためにちょっとだけ説明すると、録音していないときにぱらぱらと弾いたMIDIデータを、あとからプロジェクトに録音することができるんです。例えば、シンセの音色決めの最中ぱらぱらと弾いたフレーズがたまたまとても良かった。だが、どう弾いたのか思い出せない。こんなときは、まず深呼吸してから、Shift + テンキーの”*”を押します。すると、失われたMIDIデータがプロジェクトに録音できます。 あたかも前もってMIDI録音していたかのように。
      Cubaseは、録音中でなくても、機器から送られてくるMIDIデータをモニタし、内部バッファに保存しています。レトロスペクティブ録音は、バッファの中に残っているMIDIデータをプロジェクトに録音してくれる機能なわけです。曲の再生中に弾いたMIDIデータも大丈夫。だから、曲を聴きながら何度も弾きなおして、いいのが弾けた、と思ったときだけプロジェクトに録音することができます。超便利すぎて、自分はこれなしではやっていけません。
      ただし注意事項があって、再生中に弾き、再生を止めてレトロスペクティブ録音するとき、再生を止める前に確実にMIDIノートオフしてください。再生を止めたときにオフになっていないノートがあると、Cubaseはレトロスペクティブ録音してくれません。何度も泣いています。(これ、改善されないかなぁ)
    • 連符のガイドバーが簡単に出せて、クオンタイズもすぐできる。
      自分は、Atl+5 = 3連符にアサインしています。ちなみにAlt+1 – 4までは、4/8/16/32分音符を割り当てています。すばやく切り替えができて便利。
    • MIDI CCとノートが同期して移動するモードがある。
      CCとノートがきちんと対応が取れていると便利。時々ぐちゃぐちゃになったりもしますが…
    • MIDI CCのバルク編集がなかなか便利。
      一個のCCの点を編集するのは面倒なんですが、範囲を選んだときの編集がちょっと便利。

      • ハンドルがいくつか出ます。真ん中上方は、ドラッグして絶対値の伸張。
      • 左右上方で、傾きつきの絶対値の伸張。
      • 左右真ん中で、拡大縮小。Altキーを押しながらだと、中央値を中心にして拡大縮小。
      • 不自由ながら、時間軸の拡大縮小も不可能ではない。
    • 不満な面にも少々触れておきます。
      ゼロ点へのスナップなどがないので、超不便。強く不満。
      たとえば、フリーハンドでピッチベンドのカーブを書くのは比較的簡単にできるんですが(Altを押しながら線を引く)、終了時にピッチをゼロに戻そうと思うととたんに面倒。なにしろ上下8,000以上のステップがあるわけですから、狙ってゼロへドットを書くなんて無理無理。
      今は、近場にドットを打って、情報ツールで0を打ち込んでしのいでいます。肩が凝ってしょうがない。
    • 右クリック、デフォルトではツール選択の小ウィンドウが出てくるが、慣れてくるとうざい。
      少しでも慣れてきたら、オプションでコンテクストメニューに変えること推奨。これがめっぽうありがたい。
      なお、ツールの持ち替えは、キーボードショートカットでできます。そっちのほうが早いし肩も凝らない。

キーエディタ以外では…

  • VST発祥の地であるので、Cubaseでだめなら仕方ない、と思える。 🙂
  • パートや音符の分割が簡単。
    Alt+クリックで分割、という操作があちこちで共通で便利。さくさく。
  • ロジカルがそこそこ使える。
    本格的なプログラミングは無理で、できることには限りがありますが、ないよりはよほどまし。
    たとえば、選択されたパートの中から、ミュートされたパートだけを削除、なんてロジカルが作れます。あと、選択したノートを倍速のフレーズに書き換える、なんてこともやったことがあります。こういうのは手作業でやると必ずどこかでミスするため、自動化できてうれしい。
  • キーボードショートカットの設定を自由にやらせてくれる。
    これができないと辛いっすよ。
    モディファイヤの設定は、ちょっとCubase 7でエンバグされてしまいましたが…

    • デフォルトでは “Q” にクオンタイズが割り当てられているが、間違えて押すことがあって、そのときノートが選択されていないと、クオンタイズの対象が(パート内の)全てのノートになってしまいます。後で気づいたときに、戻るのが大変なことがあります。
      なので、自分はCtrl+Qにアサインしなおして、単純な押し間違いが起きにくいようにしています。
    • キーボードからノートを微量動かすコマンドはありませんが、ロジカルで簡単に作ることができて、キーボードショートカットにアサインできます。10 ticksとか20 ticksとか、移動量も好き放題。
  • コードトラックが便利。
    あとでPadとか追加するとき、コードが一発で分かりますから。もちろん、ちゃんと忘れずにコードを書いておかなくてはなりませんが。空パートを使ってパート名をコードにしていたのに比べると、ずいぶん楽です。(正直面倒くさいんで、パート名使用のコードはすぐやめてしまいましたが、コードトラックなら面倒くさがらずにできそう)
    せっかくのコードトラックですが、キーエディタをフルスクリーンで使っているとコードが見えないのがちょっと残念。いちいちウィンドウを切り替えて、が面倒です。キーエディタからコードを直接見ることができると、もっと良いですね。次バージョンに期待。
  • アプリとしてのメニューの構成が分かりやすい。普通。
    普通が一番ですよ。
  • プロジェクトビューを2つにスプリットできる。
    上下2分割にできます。自分は、上のほうにマーカーやテンポ、拍子、コードトラックなどを置いて常時見えるようにし、下のほうにトラックを出してスクロールして使っています。
  • キーボードショートカットで、前の小節・次の小節へ移動できる。
    そういうコマンドがあるんで。ただ、小節半分とか前・次の拍というコマンドもあると更にうれしいんですが。
  • では不満な面も少々。
    新しいミキサーは、まぁ慣れるしかないんでしょうが、オープンが遅い、描画が遅い、オーバーホールした割には根本的な問題が解決されていない。など不満が山盛り。

    • アンドゥが効かない。いまやプラグインですら自前でアンドゥを用意する時代なのに。
      フェーダーの上にマウスカーソルが乗っかった状態で間違えてホイールを動かしてしまった日にはもう。
    • いつまでたっても、インサーションエフェクトのスロット数が増えない。
  • 一度にひとつのプロジェクトしかいじれないのはなぜ?
    アプリケーションとしておかしいでしょう。例えば、ワープロでも表計算でも、一度に一つのファイルしかいじれないとしたら、どれだけ苦痛であることか。
  • プロジェクト間のコピペが、物理的に苦痛を感じるほどひどい。
    • 複数のプロジェクトを同時にアクティブにできない。
      アクティブでないプロジェクトはそもそも再生できない、トラックのエクスポートもできない、VSTは読み込まれず設定を見ることもできないし、事実上何もできないに等しい。
    • 同時にアクティブにできるプロジェクトは一つだけだから、アクティブなプロジェクトを切り替える度にすべての元のアクティブプロジェクトのVSTをすべて開放。
      そして新しいアクティブプロジェクトのVSTをすべてロードし直し。
      重いプロジェクトだと、切り替えには数分を要する。切り替え終わったときには、何をしたかったのか忘れてしまうって。
      これじゃ同時にオープンできたってほとんど意味がない。
    • Windowsアプリで、複数のファイルを同時にオープンできない、コピペに制限が大きい、なんてのははっきり言うと糞アプリです。
      みんないったいどうやってるの?

 

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