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3月, 2016 のアーカイブ

Cubaseに望むいくつかの小さなこと

Cubaseにあったらいいな、と思うものをランダムに。
以前はできたのにできなくなったものも含めて。

  1. マウスのホバーで出すUIを全廃するオプションをぜひ。
    これ、うっとうしくてしかたない。自分だけじゃなくて、Webをサーチすると少なからずの人がうっとうしいと思っている様子。
    ここ数年以内に雇われたUIデザイナーの押しかもしれないけれど、マウスのホバーで表示が変わったり挙動が変わったりするものが増えてきて、どんどん使いにくくなってきている。
    8.5で、ウィンドウの端にカーソルを合わせるとポップアップするものなど、その極致。UIデザイナーも何か仕事をしている証がないと食っていけないのだろうから(そして彼らが実際にプロダクトを本気で使うことは皆無なのだろう) 百歩譲ってそれはよしとして、実際に使う人が困っているのだから、こういう改悪を無効にするオプションは用意してもらいたい。
  2. キーボードからメニューバーにアクセスできなくなった。困っている。
    Cubase 8.0からの改悪。以前できていたことができなくなると、一連の流れる作業で、うっと詰まってしまうのだ。
    仮に、デフォルトでキーボードメニューが使えなくなったことを百歩譲って認めるにせよ、代替手段は用意して欲しい。メニューバーそれぞれの項目を開くためのコマンドを用意してくれるだけでいいから。キーボード設定は自分でやります。もしかして、プログラマーや、ユーザーインタフェースのプロであるはずのUIデザイナーが、これらのキーボードを使うユーザインタフェースを知らないんじゃないの?と意地悪い見方をしたくなるほど、最近のこの分野のリグレッションは目に余るものがある。
  3. プロジェクトビューでのトラック名に余計なものをつけないでほしい。
    マウスホバーでテキストフィールドが妙な感じに浮き上がり (このホバーアクションも相当うざい)、クリックするとバージョン管理のメニューがポップアップする。
    そんなのはバージョン管理のコントロールが専用で別にあるんだから、そっちにあるべきではないかい?
  4. なぜか、マーカートラックにはバージョン管理がない。テンポトラックにもない。だから、IDをあわせて特定のバージョンへ全トラックを戻す、ということは完全にはできない。
    使い道はユーザに任せて、この際全ての種類のトラックにバージョン管理があるといいと思うよ。
  5. 複数トラックのフリーズ/アンフリーズ。ちまちまちまちま一トラックずつフリーズ/アンフリーズしなければならないのは何故ですか。
    選択したトラックを対象にしたフリーズ・アンフリーズコマンドを用意してくれるだけでいいから。キーボードにアサインするのは自分でやるから。
  6. 8.0あたりで微妙にフォント周りが変わって、トラック名などのフォントがちょっと大きくなった。このように、一度に表示できる情報量が微妙に減ってきた気がする。
    せめてフォントのサイズを選ばせてくれたらなぁ、と思うよ。
  7. マウスホイールのスクロールの向きと、モディファイヤをカスタマイズさせてほしい。
    普通のWindowsアプリと、ホイールをまわしたときのスクロールの向きが逆なんだよねー。ぼかきゅーを動かしてみると明白、ばかきゅーが一般のアプリと同じスクロールをするのに対し、母屋のCubaseは逆。
    百歩譲って、もうデフォルト設定は直さなくていいから、スクロールの向きを逆にするオプションをつけて欲しい。
    モディファイヤもカスタマイズしたい。というか、プロジェクトビューやキーエディタでは横スクロールをする機会のほうが圧倒的に多い自分ですが、Shiftキーを押さないとならないのがだんだん、とても面倒になる。比較的使わない縦スクロールをShiftありにして、横スクロールがデフォルトになると楽なんだけれど。
  8. リグレッションは早く直して欲しい。
    以前はできたことができなくなる、あるいは正常に動作しなくなることがあります。仕様変更ではなく単なるバグなのは明らかで、結構困るのでリグレッションは早く直して欲しいのです。たとえば、

    1. モディファイヤを変更するとまともに動かない
      Windows標準のコピー動作はCtrl+ドラッグ&ドロップなので、これにあわせてモディファイヤを変更したとします。ところが、プロジェクトビューの一部のコードでモディファイヤキーをハードコーディングしてしまったらしく、妙な動きをすることがあるのです。C7.0でのリグレッションだったか。
      いまだに直っていない。治す気配すらない。
    2. ペンカーソルでオブジェクト(パートやノートなど)のリサイズで、グラフィックの更新が異様に遅く、マウスの動きにまったく追随できない。タイムワープツールへの影響も酷く、2つ3つ小節線を直すたびに10秒20秒Cubaseがフリーズします。事実上使えない。
      ごく最近のリグレッションですね。一昔もふた昔も前の、出来の悪い”WYSIWYG”ワープロを見ているようで、イライラします。ほんと勘弁してください。
    3. ボリュームのオートメーションで、0db以下になるとき、そのトラックが無音になる。
      これも最近のリグレッションです。起きたり起きなかったりしますが、再現の条件ははっきりしていません。
      [BON 14543]でトラッキングされていますが、去年の9月にリポートがあったにもかかわらず、まだ直っていません。これ、結構深刻ですよ。次の日にプロジェクトを開きなおしたら、一部のトラックの音が出ていないかもしれないのです。

最新版のみで起きるリグレッションもあります。一つ前のバージョンに戻せばいいのかもしれませんが、それはそれで結構致命的なバグがあったりして、あちらを直してこちらでエンバグ、みたいな感じの最近のCubase。デバロッパの質が下がっている、あるいは機能についてよく知らないUIデザイナ、みたいなことでなければいいのですが。ほんとお願いしますよ。

後日追加:

レトロスペクティブ録音で、MIDIリリースが受信されなかった場合でも、できるだけ救って録音して欲しい。鍵盤のリリースより再生停止が一瞬でも早いと、演奏データが全部パーになってしまう。そのがっくり感ときたら。

 

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Omnisphere パッチ 2.2.0e

Omnisphereは、バージョンが2にあがって機能は充実したものの、そのスピード、特に初回UIを開く際の遅さが耐え難いほどだった。いくつかパッチが公開され、劇的とも呼べる改善がなされてきたが、ここへきてパッチ 2.2.0e が公開され、これで相当フラストレーションが軽減されたように思う。

一時は、積もったフラストレーションのため、v1 に戻したほどだったのだが、これで心置きなく v2 を使いまくることができそう。

また、エフェクタの位置をドラッグ&ドロップで変更することができるようになった。今までは設定をコピペするなど非直感的な工夫で回避する必要があったが、これでまともなレベルになったと言えるだろう。

というわけで、2.2.0e、良さげですよ。