DAWとかVSTとか

近頃特に充実してきた、ソロチェロライブラリに関する極私的覚書。
どうしちゃったの、この充実ぶり。お金さえあれば全部買ってしまうんだが、そうも行かないのであれやこれや調べて研究する今日この頃であります。
完全に自分の好みに基づいてざっくばらんに書いているのであまり参考にはなりません。

  1. CineSamples: Tina Guo Legato $99

    エモーショナル。音はもうばっちりどストライク。弾くだけで謡う、ベータエンドルフィンでまくり。
    が、速いパッセージは全く弾けない。無理やり弾くと、鳴り止まない音が発生するなど、スクリプトの限界が露呈する。仕様外ということで、直す気はないそうだ。
    鍵盤を押さえてから音が出るまでのタイムラグは大きく、慣れないと(慣れても)大変。だが許す、仕方ない。
    音はウェット。つながりをリバーブでごまかしている感じすらするぐらい、エフェクトのリバーブを全部抜いても残響感がある。
    ちょっとわざとらしいレガートだし全部bowかつ大げさなので使いどころを選ぶが、はまると他に追随を許さない。
    C1 – C4の3オクターブ。狭い。
  2. Pocket Blakus Cello: 無料
    何といっても無料。Full版のKontaktさえあれば、誰でも使える。スクリプトが秀逸。ベロシティで強弱のエンベローブがコントロールでき、とても無料とは思えない演奏が出来る。速いパッセージから、ゆっくりと伸ばす音まで「使える」ライブラリ。
    音はすごくドライ。
    スクリプトは公開されているので、自由にいじることが出来る。
  3. Embertone: Blakus Cello $125

    Poket Blakusと同じチェロと奏者を録音した、商用版のチェロ。録音はいいし、こだわると良い演奏になる。
    が、こだわらないと全くの棒。録音している音はノン・ビブラート。スクリプトでビブラートをかける(人工的という評あり)。
    音はドライ。手間がかかるが、いじりがいはある。だが難しい。
    Pocket Blakusと違い、音の動きが重い。
    C1 – C5。4オクターブ出る!
  4. CineSamples: Solo Strings $399
    Tina Guo Legatoが汎用になったもの、だと(いいなと)期待している。
    Sneak Peek: https://www.youtube.com/watch?v=-2TrNLDus74
    6:10あたりからチェロ
    音域はC1-F4。Tina Guoほど狭くはないが、それでもまだちょっと狭い
    バラで買えないので、高くつく。
  5. Orchestral Tools: Nocturne Cello €249 ($275 USD)
    デモを聞いた限りでの個人的な感想は、おとなし目で下に広がる印象の音。あまり好きなほうではない。
    レガートの種類が多く、速いパッセージも自然らしい。
    間隔の広いトリルがある(ギターで言うタッピングみたいな音がする)
    ダイナミックレイヤーは一つなのでフェージングの問題はない。平板になるかどうかは分からない。
    CAPSULEという共通のスクリプトエンジンを使っている
  6. Virharmonic: Bohemian Cello €149 ($164 USD) / pre-orderは€119だった
    数少ないデモを聞いた限りでは、下に広がる感じの音。あまり好きなほうではない。
    ライブラリが育つ楽しみがある。早く買えば買うほどお得。
    エンジンがUVI。
  7. Best Service: Emotional Cello €259 ($286 USD)

    デモを聞いた限りでの個人的な感想は、いい感じに乾いた感じで、Tina Guo Legatoほどではないが倍音に色気がある。ずっと聴いていたいタイプの音。
    非常に豊富な奏法を選んで弾き分ける感じか。
    レガートやポルタメントのタイプ、長さが設定できる。
    ビブラートは固定っぽいが、ノンビブラートからビブラートへ、キースイッチで任意のタイミングで移行できるパッチがある。Rebowもキースイッチで制御できるらしい。
    ソロで聞かせるだけの力はあるように思う。
    が、高音がちょっとシンセくさい気もする。
    細かくキースイッチやCCで表情をつけるタイプ。
    上はどこまで出るのかはっきり調べていないが、相当上まで出そう
    製作はHarmonic Subtonesだが、販売元はBest Serviceなので、おそらくラインセンス・トランスファーも可能だと思われ。
  8. Chris Heins Solo Cello
    いえまだアナウンスもありませんが、Solo Violinの売り上げしだいでは出るらしいです。出るといいなぁ。-> 2016年夏、録音を始めたそうです。
    Solo Violinはなかなか評判が良いようですね。インテリジェントなスクリプトで自然な演奏ができるとか。
  9. Strezov Sampling: Macabre Solo Strings $179
    Violin, Viola, Cello
    Celloの音域がG2-G4とちょっと変わった範囲
    ヴェロシティでレガートのタイプを決めるスクリプト、らしい、と言ってもレガートは2種類?(レガートとポルタメント)
    だがチェロにポルタメントはないらしい
    音はいい感じなんだけれど..
    [註:説明をよく読むと、ゆったりしたフレーズに特化している様子。違うなこりゃ]
  10. Spitfire: Sacconi String Quartet £399 ($516 USD)

    正確にはソロチェロではなくストリングカルテットの中のチェロライブラリ。それぞれの楽器のおいしいところを録音したというが、チェロの音域が狭すぎ。C1 – A3。3オクターブもない。ソロには向いてないと思う。もったいない。
    音は好きなタイプなのに、残念。
    マイクポジションが6つ。
    ビブラートはCC21で連続的に変化させられるらしい。デモを見る限り、”Playable”パッチがいい感じで、どストライクなんだけれど…
    あぁこいつの音域がちゃんと広ければ…. (んでバラで買えれば…)
    [註: だが、ビブラートのつながりはフェージングというか音が多重に聞こえる、というユーザの声もあり]
  11. Spitfire: Artisan Cello £99 ($128 USD)

    デモを聞いた限りでは、こもった感じの下へ伸びる感じの音。
    “Performance”パッチがあるが、ビブラートは固定っぽい。Sacconiの方が良いね、と個人的には思う。
    C1-C5。4オクターブ出る!
  12. Vienna Special Edition: Solo Cello
    反応は速くて弾きやすいし、ビブラートは固定だけれどVIProで若干いじれなくもないし。
    だが音は古めというか、シンセちっくになりやすいかも。すごくデッド。
    本家VSLのSolo Celloのデモは聞き込んでいないのでコメントできません。
  13. AudioBro: LASS First Chair 2 $199
    5つセット。デモを聞く限りでは、音はちょっと遠いリアル、ちょっと下に伸びる感じ。あまり好きな感じではない(のであまりちゃんと調べていない)。
    一説によると、セクションと混ぜるためのもので、ソロとは違う考え方だ、とか。
  14. Fluffy Audio: Trio Broz €99 / $109

    これまたアンサンブル中のチェロ。この場合はストリングトリオ。兄弟でやっているらしい。チェロだけでも買える。
    弾き始めからフレーズの終わりまでを滑らかに演奏するスクリプトを組んだとか。確か、いろいろなサンプルの音量を計測、データ化し、滑らかになるようスクリプトで自然につなげているということだった。
    ピッチベンドでアクセント/クレシェンド、グリッサンド/レガートをコントロールする。
    ノン・ビブラートとビブラートを行き来できる模様(?)。
    ノン・ビブラートには合成したビブラートをかけられるらしい。だが人工的であると不評な様子。
    ゆったり専用といわれることもあるが、面白い音源だと思われる。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。