DAWとかVSTとか

いやそんな駄洒落を言っている場合じゃないのです。

“Gibson Brands”からのアナウンス。Cakewalk製品の開発・生産は終了。いかにも、なビジネス調の文章。

身売りとかではなく、いきなりばっさりと終了するとは。
滅茶苦茶残念です。関係者の胸のうちを思うと、こちらまで辛くなってきます。
さすが、Visionをつぶした実績は伊達ではなかった > Gibson

http://www.cakewalk.com/Gibson-Announcement

ギブソンブランズは、ケークウォークブランド製品の開発・生産をやめる旨を本日アナウンスした。この決断は、グローバルなコンシューマーエレクトロニクスオーディオのビジネスをフィリップスブランドの元に強く集約するという会社買収の戦略に、より合致させるために行われた。

ケークウォークは25年以上に渡り、プロフェッショナルとアマチュアのための製作・編集・ミックス・出版を行うツールに、最先端の技術をクリエイティブな手法で融合してきたことにより、業界のリーダーであり続けた。ギブソンブランズは、2013年にケークウォークを取得した。

音楽と音響の業界で成長する会社であるギブソンブランズは、1894年に創業しテネシー州ナッシュビルに本社がある。ギブソンブランズは、音楽機材、コンシューマーエレクトロニクス、プロ・オーディオのグローバル・リーダーであり、世界的に認知されたブランド群から非常に優れた製品を消費者へ提供することにより、もっとも優れた体験を提示することに専念している。

Cakewalk CTOがフォーラムにポストしたアナウンスメントは、一見淡々としていますが許される最大限の表現で無念さを現しているように思います。行間に強い感情がこもっているように感じてしまうのはうがちすぎでしょうか。

http://forum.cakewalk.com/Cakewalk-Announcement-m3687511.aspx

認証サーバもろもろは動かし続けるので安心してほしいというアナウンスがありましたが、期限の明記がないようです。

代表的なDAWの一角を占めるSONARのディスコンは、以前はRolandと深い関係だったこともあり、特に日本のDTMに与える影響は小さくないと思います。
どこか救済に名乗りをあげてほしいと思う一方、DAWとかソフトウェアビジネスに向いてなさそうな親会社ではそれも無理かもなぁ、と悲観的にならざるを得ません。

本当に残念です。


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1987 Twelve Tone Systemとして創業、MIDIシーケンサCakewalkが主力製品

1995- Rolandと業務提携

2001 SONAR v1

2005 SONAR v5。VSTのネイティブサポート

2008/08 Rolandの傘下に入る

2008/09 会社名をCakewalkに変更

2010 SONAR X1

2012/07 初代CEO引退

2013 RolandからGibsonへ売却。V-Vocalなどのサポートがなくなる(代わりにMelodyne)

2015 サブスクリプションモデルへ移行

2016 Lifetime Updateを期間限定で販売

2017/04 Mac向け移植の中止を公表

2017/11/17 GibsonがCakewalkの業務停止を決定

 


後日、BandLabというシンガポールの会社がSONARのソースコードや権利を買い取り、無償で公開するということになりました。

めでたしめでたし(?)。

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